科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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日本の危機
日本の危機

理不尽な解散で衆議院選挙が始まる。この選挙で浮き彫りになった事は、日本の政治が大きく右旋回をしていることである。下手をすると戦前の「翼賛会」体制になりかねない。 

 希望の党の党首小池氏はれっきとした右翼思想の持ち主で、安倍首相と同列である。自民党、希望の党、日本維新の党とが協力して、改憲を目指している。その改憲内容は明確にしていない党もあるが、自民党と同じく9条と人権に関わるものであろう。
 安倍政権は憲法と国会法を無視して、安保法制、共謀罪などを強行採決し、他方では森友・加計疑惑を隠蔽するために強引な策略を弄してきた。安倍首相は政権を私物化して、法治国家といえないような国会運営をしてきた。まさに民主主義の危機である。「国難」の源は安倍首相自身である。

  民進党が割れて立憲民主党ができたことは、野党共闘の姿がすっきりとした。これで野党としての「しっかりとした受け皿」ができると、リベラル派を含めて、日本の民主主義の危機を憂えていた人たちの喜ぶ声が多く聞こえてきた。市民連合がリードして強力な野党共闘を実現し、民主的政権の奪還を目指して欲しい。国民の寄せる期待は大きい。

 今度の選挙を、マスコミは三極対立選球といっているが、指摘されているように「自民・希望・維新」対「立憲民主・共産・民社」の二極対立選挙である、そして民主主義擁護か翼賛政治かの分かれ道となる最も重要な選挙であろう。マスコミは現象ばかりでなく、本質を見て報道してもらいたい。

  国内問題だけでなく、最近の安倍政権の非民主的運営、「共謀罪」に対する国連からの批判に対する不誠実な反発、トランプ支持などを見て、これまで日本に好意的であった世界の目は、批判的な見方になっているようだ。国際的信用も日本は失いつつあるだろう。今度の選挙の結果を世界中が注目している。 
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大嘘解散
 大嘘解散

 安倍首相は反対の批判を無視して,衆議院を解散した。解散理由は嘘で固めたこじつけである。

解散表明のテレビ会見を聞いて、呆れるばかり。よくもこれだけの嘘とこじつけを、平気でしかも堂々と言えるものだと腹立たしい思いで聞いていたが、我田引水、牽強付会、巧言令色にやがて聞くに堪えなくなり耳を塞ぎたくなった。耳を塞ぐ代わりに、テレビのスイッチを切った。 この説明では今すぐ解散する理由・根拠は全くない。

 安倍政権発足以来、首相は政策を次々に打ち出したが、ほとんど言い放しに終わっている。結果の検証もせず、次から次へと花火を打ち上げるように「新政策」なるものを打ち出したが、実りもなくすぐ消えていった。国民の関心を引くために、口で言うだけなら何とでもいえる、だが、その後は知らぬ顔。

 これまでに安倍政権の打ち上げた政策・約束で、国政・外交ともに、成果のあったものと無かったものを整理して、一覧表を作ってみれば、一目瞭然だろう。資料の揃っているマスコミなら簡単にできるだろう。その作製と公表を是非お願いしたい。

 今度の選挙は、日本の民主主義が崩壊するか、存続できるかの岐路である。反安倍の野党を少しでも増やすことが最も重要な目標であると思う。棄権や白票は自民党・安倍政権を利することになる。

 安倍首相は「国難突破解散」といったが、トランプ大統領の尻押しをして、一触即発の危機を煽り、国内では必要以上の危機感を植え付けている。彼はそれを、憲法違反・国会無視の批判を逸らすために利用しているに過ぎない。
 「国難」は外憂によるものではなく、むしろ国内での民主主義破滅の危機である。「国難」の源は「安倍首相」自身である。
内閣改造で安倍政権の本質は変わらない
内閣改造で安倍政権の本質は変わらない

支持率急降下により、安倍首相は悪評の閣僚を入れ替えざるをえなくなって、3日に内閣改造をした。しかし、最悪は安倍首相と菅官房長官である。この2人が替わらなければ内閣の本質は変わらない。

 新内閣発足に当たり、安倍首相の挨拶では、冒頭に「これまでの態度を反省して国民の皆様に謝罪する」といった。だが、これは口先、ゼスチャーだけである。日報問題、森友・加計問題では相変わらず「知らぬ存ぜず」、稲田、加計、昭恵氏の参考人喚問は以然拒否している。本質は前と変わっていない、「何をかいわんや」である。

 新内閣の役目は「仕事をし、結果を出す」ことだといって、経済活性化を第一政策に掲げた。次々に看板政策を繰り出して、気を引く何時ものやり方である。前に掲げた政策の結果を総括せず、無責任に次々に新目標をスローガンのように繰り出し、失敗をカモフラージュするだけ。

 安倍内閣も自民党もアベノミックス、経済復興に成功したと自慢する。株高、求人率上昇、経済回復などをあげる。しかし、リーマンショックで疲弊していた世界経済が漸く立ち直る頃に、安倍内閣は発足したからラッキーであっただけ。安倍内閣の功績というより、世界的に景気回復のお陰である。むしろ、最近は、先進国・新興国の中では経済成長率が低く、景気回復は遅れている。また、日銀の金融緩和政策の効果はなく、緩和からの出口が見いだせない状態である。その弊害がそのうちに露わになるだろうが、その時日本の国家財政と経済は破綻する危険性をはらんでいる。 

安倍内閣は経済政策で成功したどころか、「アベノミックス」は失敗であることは経済の素人にも分かる状態である。浜教授は「アホノミックス」とまでいっている。 

安倍首相の本質は変わっていない。
慇懃無礼とはこのこと
慇懃無礼とはこのこと

 7月24,25日の国会予算委員会での集中審議で,安倍首相と「加計学園」の関係を中心に質疑、答弁がなされた。
安倍首相のこれまでの威丈高で横柄な言動に対する強い批判に対し「反省」の謝罪があった。その後の姿勢は丁重であった。
しかし、「丁寧な説明」をするとの言明とは裏腹で、以然として加計問題との関係を一切否定する事に終始した。官邸官僚の証言もすべて、真実を隠していると思われる返答ばかり。安倍首相を中心に一丸となって、真実隠蔽に躍起になっているとしか見えない。

 安倍首相の「反省」も口先だけで、その姿勢はまさに「慇懃無礼」というべきだろう。 これで支持率はさらに下がるだろう。

 それにしても、自衛隊のPKO活動「日報」についての稲田防衛相の姿勢は、最早見るに堪えないほどである。その忍耐力には驚嘆するばかり。 これまで度重なる失言、虚偽答弁の度に、稲田防衛相はテレビ会見にさらされ叩かれてきた。それでも辞任せずに椅子にかじり付いていられる神経は尋常ではない。普通の人間なら、耐えられず辞任するだろうに。
 これほど大臣の資質に欠ける稲田氏を庇い罷免しない安倍首相は何を考えているのだろうか。何か裏に特別の理由があるのだろうか

 野党が要求する証人を呼んで、更なる追求をし、少しでも真実を明らかにして欲しい。
安倍首相の国会証言
安倍首相の国会証言
  -ついに追い詰めた世論の力-  

 安倍政権の引き起こした一連の不詳事件を、きちんと説明せよとの世論に追い詰められて、安倍首相は遂に国会での集中審議に応じて、説明と証言をせざるをえなくなった。

 世論調査でも、内閣支持率は30%を割り、不支持の最大の理由は「安倍首相は信用できない」である。国民は漸く安倍晋三氏の「巧言令色」と嘘の強弁を見抜いた。
  安倍首相だけでなく、昭恵夫人、内閣補佐官など「森友」「加計」問題の関係者を証人として呼び出すべきである。

 今度の国会で正すべき問題は、「加計学園」の問題ばかりではない。「森友学園」に係わる安倍夫妻の対応、近畿財務局長の国会答弁と栄転人事なども追求すべきである。

 だが、それらよりも大きな問題は、安倍内閣の独裁的強行行政である。憲法を無視した「安保法制」の強行、世論と国会法を無視してまで強行採決した「共謀罪」などは、国会無視、民主主義の否定である。親しい側近を大臣に取り立て、失言を繰り返し、国会では無知無能をさらけ出しても庇って罷免させない姿勢は、政権の私物化である。
 菅官房長官の、真実を隠し「木で鼻を括った」ような、国民を馬鹿にした答弁も許し難い。

安倍首相は、これまで何度も、事あるごとに「きちんと説明する」 、「誠意を持って対応する」といってきたが、「頬被り」と「言い逃れ」に終始してきた。 

これらのことを全部取り上げて、今度こそ安倍内閣の奢りと安倍首相の不信を、国民の前に明らかにしてもらいたい。
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