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科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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平成から令和への転換に思うこと
平成から令和への転換に思うこと

 平成天皇の生前退位とその時期が決まってから元号の発表まで、マスコミの報道はしつこくなぜここまで騒ぐのかと、食傷気味であった。そして4月30日の退位、5月1日の即位の前後は、報道の熱気は異常に感じられた。政府はこの生前退位の熱を政治的に利用しようとの意図が見え見えであった。マスコミの宣伝はその雰囲気を盛り上げ、安倍政権にうまく利用されたように思える。

 先ず疑問に思うことは、元号の決定とその発表を、なぜ秘密にしなければならないのかということである。また、その公表方法はなんともったいぶったことか。これで菅官房長官の人気が出たそうだ。人気取りのための自己顕示欲の強い安倍首相は最大限に、この皇位継承を利用した。

 平成天皇は昭和天皇が果たさなかった戦争の償いを、国民と世界に向けて誠心誠意をもって償おうとする強い気持ちが深く感じられた。「国民により添う」と言う言葉は、戦争被害者や災害被害者の見舞いの様子によく現れていた。嘘偽りのないその言動は人々の心を打った。天皇を中心とする皇室の人気は今や最高潮に達した感がある。これは結構なことであるが、この人気を利用して昔の天皇制を復活させようとする危険な動きに留意すべきである。
 
 「令和」の新時代には、世の中が良くなるだろうとの期待を込めた声が報じられているが、先行きの見透しはよくない。世の中を良くするには、先ず、政府が率先して、嘘偽りのない政治や関心を引く口先だけの約束を改めることである。安倍首相の「誠意を持って」とか「真摯に」という言葉は聞き飽きた。嘘偽りのない開かれた世の中を築くために、「誠心誠意」をもって令和の時代を開いて欲しい。
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「信なくば立たず」
 政治は 「信なくば立たず」

辺野古の埋め立て問題で、「珊瑚礁は移転した」という安倍晋三首相のいい加減な発言を、そのまま鵜呑みにして放送したNHKの報道姿勢が強く批判されている。移転された珊瑚礁は一部であり、貴重な珊瑚礁はほとんどそのままとのことである。それにも関わらずNHKは反省し謝罪しようとしない。安倍首相のいい加減な発言、嘘は今に始まったことではない。東京オリンピック招致活動のときに、福島原発事故による放射能物質漏洩に関して、放射能物質はすでに完全にブロックされているとの安倍首相の発言は完全な嘘であったことは。その後の東電の状況から明らかである。今度の珊瑚礁移転発言は、この放射能ブロック発言と同質である。
 
 森友学園問題で、安倍首相を始めとして、彼の周辺の閣僚、官僚、友恵夫人、友人はみな口を揃えて嘘と隠蔽でブロックし、批判、追求をかわしてきた。まさに嘘で固めた「安倍集団」である。首相の「いい加減」と「虚偽」の姿勢に見習って、閣僚の無責任発言、各省庁の文書改竄、データ捏造、いい加減な調査報告が蔓延し、末期的症状を呈してきた。安倍首相の空々しい発言(たとえば辺野古埋め立てについて「沖縄県民に寄り添って」など)を信じる人はもう誰もいないであろう。まさに「信なくば立たず」である。 
 NHKニュースの安倍寄り姿勢は、早期から指摘、批判されてきた。報道姿勢の改善どころか、その傾向はむしろ強まっているように思える。これほど嘘や出鱈目の多い政府の発表や発言については、必ず真偽を検証し、正確を期したものを報道するよう、すべてのマスメディアは努力して欲しい。NHKには特にそれを強く望む。

 トランプ大統領の発言に対して、アメリカのしっかりしたマスコミは「フェイクチェック」をし、トランプ氏と堂々と渡り合って、報道の自由を守ろうとしている。日本のマスコミもその姿勢を見習ってもらいたいものだ。民主主義国家のマスコミの役割は、政府を監視し、政治が歪まないように批判する事であろう。それには、まず正確な報道が不可欠である。
聴取する気になれない国会のテレビ中継
聴取する気になれない国会のテレビ中継

 国会審議は重要であるから、関心は大いにあるが聴取する気になれない。特に安倍政権になってからは、見ないようにしている。その理由は、政府答弁の不誠実さ、誤魔化し、はぐらかしのために与野党の議論がすれ違い、聞いているといらいらするからである。国民は全く馬鹿にされているようで、見るに堪えない。これは精神衛生上非常に良くない。議論のエッセンスを、後の解説か新聞報道により得ることにしている。

 野党の質問に対し、大臣・官僚の答弁にはまともな説明がほとんどなく、問題をはぐらかして平然としている。国民の疑問に誠実に答えて欲しい。安保法制、モリカケ問題、自衛隊日記問題以降、その傾向は特に激しくなっている。安倍首相を始め、麻生大臣、菅官房長官の不誠実で国民を愚弄するような答弁などは耳を覆いたくなる。今問題になっている片山大臣の不祥事にしても詭弁的言い訳で逃げようとしている。安倍首相の「誠実に」「真摯に」「しっかりと」対応するという虚言は聞き飽きた。よくも平然と繰り返しいえると呆れるばかりである。

 とにかく、国会はまともに機能しなくなってから久しい。こんなことで貴重な時間と税金を無駄遣いしていると思うと、やり場のない憤りを覚える。

 マスコミはこの国会の虚しい状態、政府の不誠実さを大々的に強く批判して、与野党の議論が噛み合った実りある審議にするよう、世論を盛り上げる報道をして欲しい。
今の国会の状態では国民は政治に背を向け、議会制民主主義は崩壊するだろう。
自民党総裁選挙についての雑感
自民党総裁選挙についての雑感

自民党総裁選挙は安倍、石破両氏の一騎打ちとなったが、実質的には勝負は決まったようなものだといわれる。
この総裁選挙では、不合理なことやおかしなことが多い:

・政策論争のないうちに阿倍支持を決めた議員が多いこと(石破氏の指摘)。

石破氏が掲げた政策の一つ「正直、公正」に対して個人攻撃になると批判が出て、引っ込めたこと。正直・公正は政治家の律すべきモラルであり、その上で政策を実行すべきである。しかるに、これが「個人攻撃になる」と言うことは、対象は安倍首相であること、すなわち安倍首相が不正直・不公正であったことを、自民党をあげて公然と認めたことである。「モリカケ問題」での安倍首相の不正・虚偽を自民党あげて庇ってきた後ろめたさを誤魔化すためかと忖度したくなる。

 石破氏は「正直、公正」を引っ込めるのでなく、もっと強く打ち出すべきである。このまま安倍氏が三選されたら、「不正直、不公正」が日本中に蔓延しかねない。

・安倍氏は総裁選挙での石破氏との政策論争を避け、逃げようとしているらしい。立候補宣言を遅らせたのも、外遊スケジュールも、そのための策だとの指摘もある。
 
 安倍氏の要領のよさ、ずるさはこれに限らず、政策でもいろいろなところに出ている。
実行しない・できないことでも、最重要政策として掲げ、その成果が出ないうちに、問題が出るごとに、次々と国民に受けやすい政策を打ち出してきた。そのなかでどれだけのものが実現したか。これも「巧言令色」を操る要領のよさである。


・安倍首相は国民の生活や希望を顧みず、不必要な改憲を第一政策に掲げている。安倍、石破両氏ともいずれ劣らぬ右翼的思想の持ち主である。少しはましな候補者はいないのか。長期政権は必ず腐敗する。これ以上、自民党、安倍政権を奢らせてはならない。

・それにしても、30%の支持率の自民党の圧勝を止めるには、小選挙区制を代えねばならない。そして反自民の野党の結束である。
間接的実証-疫学の有効性
間接的実証-疫学の有効性  
安倍政権の嘘を反証するために


  森友・加計問題について、安倍首相が関わってきたことを安倍政権と官僚は必死に否定するが、それは嘘であることを示す証拠-文書・証言-が次々に出てくる。それでも、安倍首相は頑として認めない。否定しがたい証拠を示せとまでいって居直っている。記録文書よりも 記憶の曖昧な秘書や本人の口頭否定の方がまかり通るのには呆れるばかり。

 物事の真偽を実証する方法に、直接的実証法と間接的実証法がある。直接的証拠によって実証できないときは、傍証となる多数の間接的証拠によって、整合性によって総合的に判断することが可能である。これが疫学的方法であり、公害裁判などにも用いられている。
  自然科学でも、近代科学以後、実験・観測で直接的実証法を工夫してきたが、多くの間接的傍証も有力な働きをしてきた。
現代科学では理論・実験とも複雑になり、直接的実証実験が困難になっている。それゆえ、当の課題と関連する多くの現象と実験を総合して、理論に基づく整合的な判断をもって実証するものが増えている。これも疫学的方法と類似である。 


森友・加計問題、自衛隊の日報隠しについて、これまでの国会での答弁や記者会見の状況を見ると、後から続出する資料・証言に政府や官僚は仕方な部分的に前言を翻して認めざるをえないところに追い込まれている。公文書・記録の隠蔽・改竄、国会での虚偽答弁など切りがなく露呈している。
財務省・文科省の資料、愛媛県の記録などは直接的資料に近いが、それでも否定されれば決定的資料ではないとされる。そこで関係者を国会に証人喚問しようとしても認めない。

これだけ間接的資料と状況証拠が揃えば、疫学的に総合判断して、誰が見ても安倍政権と官僚が嘘をついていることは明らかである。

 それにしても、ここまで追い詰められても嘘を通して居座る神経には驚嘆するばかり。普通の人なら、精神的にとても持たないであろう。これだけ国民の不審を買い、世界に恥をさらしているのだから、一日も早く真実を述べて総辞職するのが国のためである。
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