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東北・関東大地震に対する石原都知事の暴言
東北・関東大地震に対する石原都知事の暴言 

 石原慎太郎・東京都知事は、東日本大震災に関して、「日本人の アイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と発言した。
 
 彼はこれまでに何度か極論・暴言を繰り返してきた。その都度反発を感じてきたが、この発言には呆れるばかりでなく、心底から怒りをおぼえる。あまりにもひどい発言に総反発を受けて、やむをえず撤回したが、それですむようなものではない。

 「日本人の アイデンティティーは我欲」というのは、一部の財政界、投機家、高利貸しなどには当てはまるだろうが、今は大多数の日本人は貧富の格差の増大で苦しんでいる。東北の人たちは地道に働き、日本経済を下から支えてきた。「我欲」とは縁遠いはずであり、むしろ「我欲者」の被害者であろう。
 一部の「我欲者」に対してあの言葉を向けるならまだ許せたろうが、「我欲」を追究する者の被害者である人たちに向けて、「一回洗い直す必要がある」とか「天罰」であるというのは、血も涙もない許し難い発言である。

 石原氏のような人を圧倒的多数で都知事に選ぶ都民の感覚を疑ってきた。彼はまた次の都知事選に出馬するというが、もういい加減に止めて欲しい。彼は発言を撤回したが、本心で反省したようにはみえない。
 また彼を都知事に選ぶなら、都民の恥だと思うがどうだろうか。
 
 
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