科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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総選挙の情勢分析に驚く
総選挙の情勢分析に驚く

 いよいよ総選挙戦が始まった。スタート早々に新聞各社の情勢調査が報道された。自民党が有利ということは予想はされていたが、自民党が単独で過半数に迫るという情勢には驚き、かつ危惧を憶えた。

 自民党の支持率は30%にも充たないのに、このような情勢調査の結果が出るのは、一つには、小選挙区制度の欠陥である。 

 自民党は前回の選挙で有権者の手痛い批判を受けて大敗した。自民党はその反省をして出直したと言うが、何をどう反省したか具体的には示していない。過去の責任にも言及せず逃げている。

 たとえば、原発対策については「慎重に十分検討してから決めるべきで、今軽々しく結論を出すべきでない」という。福島第一電発事故の反省に立って、これまでの原発政策を徹底的に調査検討し過ちを正すべきことは当然である。だが、事故から1年半以上経ているのに、自民党はその調査検討をせずに来た。本当にやる気があるなら、各種委員会の調査結果の上に独自の調査検討を加えて、ある程度の結論は出せるはずであるのにしてない。検討結果をすべて公表すれば、過去の自民党の原発政策の欠陥が表に出て不利になる。さらに、世論は「脱原発」がかなり優位であるから、原発継続とは選挙前には言えないのだろう。自民党の本心は原発をできるだけ継続したいから、このように言明を避けて、態度を先送りしているのだと思われる。これは有権者の目を誤魔化すための隠蔽策である。
 
 この原発問題一つを見ても、また安部総裁を選出したことからしても、自民党の反省は口先だけで政権を取れば昔の自民党に返るだろう。安部総裁は一度失敗して政権を投げ出したのに、また復帰して大変威勢のいいことをいっているが、このような大言壮語は危ない。右翼的な彼の「日本を取り戻す」方針は危険である。教育、憲法、尖閣諸島、経済、環境問題など極端は発言が多い。また失政を繰り返しそうな気がする。
 小泉内閣のとき、首相の極端なスロ-ガンと威勢のよい言動に惑わされて、多くの国民は支持した。その結果、日本はひどい格差社会にり、多くの市民は困惑し、弱者は一層苦しくなって泣かされた。当時の小泉氏と今の安部総裁の言動は似ている。有権者は、ここでまた安部内閣を誕生させてその二の前を繰り返す気なのだろうか。 振り子が戻るように、今すぐ元にもどることは避けたい。

 世論調査の結果は、安定政権を望んでいるが、今の政党で安定政権として任されるものはないだろう。自民党が過半数を得るのは、最悪の結果と思う。


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