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偏向しているのは安倍政権である
偏向しているのは安倍政権である

このところ報道や出版における表現は偏っているとの批判や圧力が目立つようになった。政府やある新聞は、テレビや新聞の政治報道の一部が偏向しているとクレームをつけるようになった。安倍政権は、「安保法制」の報道に神経をとがらして、マスコミをしばしば批判した。報道の表現に公平性・中立性が保たれていないといたいようだ。NHKの籾井会長の選任を初めとして、安倍首相のマスメディアに対する圧力、牽制には目に余るものがある。政治的偏向はむしろ安倍政権の方である。言論の自由を制限する危険性のある「特定秘密保護法」、憲法違反の批判が高かった集団的自衛権行使の「安保法制」、軍事飛行場の辺野古移転に反対する沖縄県民の意思の無視,、臨時国会召集の野党の要求無視(憲法違反)、など、憲法無視と民主主義否定が続いている。これほど偏向した政権は戦後にはなかった。政治的に偏向しているのは現政権である。だから正当な意見が偏向して見えるのである。その偏向を正すべく、政府を批判する国民やマスコミの意見はむしろ「中立」と言えるであろう。

 中立・偏向の基準とその根拠を示さずに、自らの決めた尺度で批判意見を押さえるのは言論の自由・民主主義への抑圧であり、非常に危険である。特に留意すべきは、何が偏向かの基準は政府が決めるべきものではないということである。
 マスコミの本来の役割は、権力の監視役・ご意見番であると同時に、真実を報道して世論を喚起することである。マスメディアは権力の代弁者ではない。権力に屈せず、時の政府の行き過ぎや偏向を正すべく、正当な論陣を張って欲しい。私たち国民も正当な声を上げ、そのようなマスメディアを支援せねばならない。

 このままでは日本国民の言論の自由が失われてしまう。そうなったら政府の思い通りに何でもやれる時代がくる。
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