科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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幼児に囲碁を
幼児に囲碁を!


囲碁を教えるのは早い方がよいということは昔から言われているが、その事情は今も変わらない。小学校教育の中に囲碁を正課として取り入れられるなら最善である。しかし、ただでさえ授業時間が足りないと言われ、クラブ活動ならまだしも、正課など望めそうにない。しかし、幼稚園ならその制約はなく、遊びながら囲碁を教えられるだろうと思い、私たち囲碁教育研究会はその実現に取り組んできた。

 そのために、この度、囲碁教育研究会から「幼稚園・保育園・小学校低学年向け『囲碁のすすめ』(指導用テキスト)」を出した。研究会の議論を基にして、会長の黒川さん(元大阪府教育長)と議長の私で書き上げ編集したものである。  このテキストは、昨年、6路盤を中心にした内容を「試行版」として印刷し、関係者に配布した冊子に加筆して完成版としたものである。

 本版は「試行版」を実際に使ってみて気づいた不十分な点や欠陥を補足修正し、最後に9路盤の入門的解説を追加したものである。(A5版190ページ)

 自画自賛になるが、試行版の時から割合に評判はよかったので、本版が期待されていた。
  
実践教室 
 早速このテキストを使って実践するために、寝屋川市立幼稚園の先生向けの、囲碁の入門講習会を行った。

 寝屋川市教育委員会の協賛を得て、連続4回の講習会の場を設定していただいた。囲碁教育研究会の会長を先頭に、研究会のメンバー4人で出掛けた。講習会には「就学まえの教育振興」とう難しい名前が付いていたが、楽しい会だった。

 出来立てほやほやのテキスト『囲碁のすすめ』を使った実践教室である。50数名の先生方が参加をえた。みな熱心に耳を傾け、また石取りゲームを楽しんでくれた。

 教育における囲碁の効用、なぜ囲碁か、なぜ幼児から始めるかなど簡単に紹介し、囲碁ゲームの遊び方に進んだ。
 例により、初めは石取りゲームのルールとやり方を説明し、直ちに6路盤で連碁を始めた。

 最初は、要領を飲み込んで貰うため、モデルケースとして大盤でやった。皆見ている前で打つので、間違ってはいけないとばかり、真剣に考え込む人、思い切りよくパーンとうち下ろす人、フロアからの応援などいろいろあって次第に盛り上がっていった。

 その後、3人づつのチームで勝ち抜き戦、敗者戦をした。勝って「やったーと」歓声、間違えて「悔しい!」と言う人、すごく熱心だ。

 石取りゲームを4~5回経験すると、かなりわかってきて、興味が湧いてきたようである。
 
 そこで、「石取りの極意」といって、「ゲタ」「シチョウ」、「打って返し」、「追い落とし」を披露したところ、中にはウーンと頷き、ほとんど興味津々という顔で聞き入っていた。
 
 わずか2時間半ではあったが、成果は十分あったように思う。終わってからも、個人的にいくつかの質問を受けた。
 
 毎週続けて4回行うことになっているが、この調子なら必ず成功すると思う。

なお、テキストについての問い合わせは、
 囲碁教育研究会事務局 有限会社フューネック内
   電話06-6444-3081
 頒布価格は実費として700~800円(未定)です。
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