科学・技術と自然環境について、教育を考える。
  • 08«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »10
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「憲法70周記念」に思う--危機意識の欠如
「憲法70周記念」に思う--危機意識の欠如 

「日本国憲法」が発布されて70周年記念の年を迎えた。戦争放棄という人類の理想を掲げたこの平和憲法を70年間維持してきた戦後の日本は、世界中の国や人たちから敬愛され、見守れてきた。この憲法を守ってきたことは日本人の誇りであろう。この「世界に稀な憲法」の70周年記念は、正に「古稀稀なり」と祝うべきであろう。 
 しかし、残念ながらその平和憲法が危機的状況にある。自民党安倍政権は、歯止めのない解釈改憲をもって、実質的に憲法に違反することを次々に実行している。そして、ついに安倍首相に「改憲の機は熟した」といわせる状況にまできた。

  憲法学者に違憲といわれ、あれほど全国に反対運動が盛り上がったにもかかわらず、「集団的自衛権行使」の「安保法制」を強行し、「特定秘密保護法」を設定して政府に都合の悪い情報を隠蔽できるようにし、マスメディアを牽制・抑圧している。「武器輸出の解禁」を閣議決定するなど、着々と安倍首相の意思を実行してきた。そして、いまテロ防止に名を借りて、危険な「共謀罪」の強行成立を図っている。この「共謀罪」の危険性がいろいろ指摘されているが、安倍首相の甘言に惑わされている人が結構多い。絶対多数与党の上に胡座をかき、権力を笠に着てやりたい放題である。国会を蔑ろにした、正に、安倍独裁政権の誕生である。

 良識ある国民の意見をこれほど無視し、無理やり我意を押し通す政権は戦後初めてである。それでも世論調査では安倍政権の支持率は50%を切らない。支持の理由としてあげられるのは、外交政策、実行力(これがくせ者)などであるが、最大の理由は受け皿としての野党がないことであろう。「アベノミクス」の限界と失敗は明らかである。外交面では、批判の多いトランプやプーチンに近づき、世界中を駆け回わって経済援助で顔を売るというだけで、マスコミはそれを取り上げるが、外交目的に対する実績(拉致問題、北方領土問題、貿易問題)は上がっていない。 

安倍首相に代わりうる人物が自民党にいないことと、力のある野党がないという理由で、安倍内閣を支持することは、これまでの強行政策を見ればいかに危険であるかを認識すべきだ。支持率が下がるなら、安倍政権もこれほど横暴な振る舞いは控えるはずである。安倍首相の危険性に目を覚まして内閣支持率を下げれば、奢る安倍首相にお灸を据えることになる。そして、健全野党を育てる事をせねばならない。このまま進むと言論の自由もなくなり、恐怖時代が来るだろう。戦前の事を体験している私は、そんな危機感を日々強く感ずる今日この頃である。 

追記:
 安倍首相はついに2020年に改憲をすると5月3日に憲法記念日に宣言した。「共謀法」が通れば、そのための準備はすべて整ったとみているのだろう。自民党の改憲草案を抑えて、9条に自衛隊を正当化することを追加、高等教育の無償化という、通りやすい形で改憲を目指そうというのである。何が何でもとにかく改憲をしたいらしい。一度改憲を行えば、次ぎにまたすぐ、彼の本音の憲法改悪がし易いとの目論見であろう。
「憲法70周記念」に思う--危機意識の欠如 

「日本国憲法」が発布されて70周年記念の年を迎えた。戦争放棄という人類の理想を掲げたこの平和憲法を70年間維持してきた戦後の日本は、世界中の国や人たちから敬愛され、見守れてきた。この憲法を守ってきたことは日本人の誇りであろう。この「世界に稀な憲法」の70周年記念は、正に「古稀稀なり」と祝うべきであろう。 

 しかし、残念ながらその平和憲法が危機的状況にある。自民党安倍政権は、歯止めのない解釈改憲をもって、実質的に憲法に違反することを次々に実行している。そして、ついに安倍首相に「改憲の機は熟した」といわせる状況にまできた。

  憲法学者に違憲といわれ、あれほど全国に反対運動が盛り上がったにもかかわらず、「集団的自衛権行使」の「安保法制」を強行し、「特定秘密保護法」を設定して政府に都合の悪い情報を隠蔽できるようにし、マスメディアを牽制・抑圧している。「武器輸出の解禁」を閣議決定するなど、着々と安倍首相の意思を実行してきた。そして、いまテロ防止に名を借りて、危険な「共謀罪」の強行成立を図っている。この「共謀罪」の危険性がいろいろ指摘されているが、政府の甘言に惑わされている人が結構多い。絶対多数与党の上に胡座をかき、権力を笠に着てやりたい放題である。国家を蔑ろにした、正に、安倍独裁政権の誕生である。

 良識ある国民の意見をこれほど無視し、無理やり我意を押し通す政権は戦後初めてである。それでも世論調査では安倍政権の支持率は50%を切らない。支持の理由としてあげられるのは、外交政策、実行力(これがくせ者)などであるが、最大の理由は受け皿としての野党がないことであろう。「アベノミクス」の限界と失敗は明らかである。外交面では、トランプやプーチンに近づき、世界中を駆け回わって顔を売るというだけで、マスコミが取り上げるが、目的に対する実績(拉致問題、北方領土問題、貿易問題)は上がっていない。 

安倍首相に代わりうる人物が自民党にいないことと、力のある与党がないという理由で、安倍内閣を支持することは、これまでの強行政策を見ればいかに危険であるかを認識すべきだ。支持率が下がるなら、安倍政権もこれほど横暴な振る舞いは控えるはずである。奢る安倍首相にお灸を据えねば、このまま進むと原論の自由もなくなり、恐怖時代が来るだろう。戦前の事を体験している私は、そんな危機感を日々強く感ずる今日この頃である。 
スポンサーサイト
この記事へのコメント

管理者にだけ表示を許可する
 
Copyright © 2005 自然と科学. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。