科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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物理オリンピック
 物理オリンピックに日本代表が大活躍

 8月25、26日に、西梅田のハービスホールで、「青少年のための科学の祭典」が開催された。

 この祭典は物理教育や科学・技術館などの主催で10数年前から、毎年開かれている。子供たちが科学が好きになるようにと、いろいろな演示実験、手作り実験、および講演を行っている。この「祭典」は今では全国各地に拡がっている。

 今年は、催し物の一つの講演を依頼されたので、久しぶりに参加し、実験演示のブースを覗いてみた。実験演示は盛況で、内容も工夫を重ねて以前よりバライアティにとんでいた。

 今度の大阪での「祭典」で披露された、物理オリンピックのことを是非宣伝したい。

 私の講演の前に、今年度の物理オリンピックに入賞した生徒の紹介があった。今年の物理オリンピック(イランで開催)には、全国から選抜された選手5名が参加し、全員入賞した。金賞2名、銀賞2名、銅賞1名という素晴らしい成績であった。
 そのうちの近畿地区から参加した3名は金賞2名、銅賞1名である。

 その3名が、メダルを胸にしてこの会場で皆に紹介された。物理オリンピックについて、試験の様子など説明され、受賞生徒の感想など聞いた。試験の成績が良く受賞した喜びもさることながら、世界から集まった人たちと楽しい交流ができたことも、得難い収穫であったとの感想があった。 この感想もよい。

 受験一本の勉強でなく、広く理論と実験について学ぶことが求められるオリンピックで、このような成績を収めたことは素晴らしいことである。

 日本からの参加は、今年が2回目だそうである。
来年の代表選手はすでに選抜テストで選ばれている。この3名は当然、テストに合格して選手となった。来年の健闘を期待したい。
 
 マスコミは、野球、サッカー、ゴルフなど派手なスポーツばかりを取り上げて大騒ぎするのでなく、このような分野で国際的に素晴らしい成績を収めたことも、大々的に取り上げて社会の注目を集めてほしい。 数学オリンピックでも、日本選手は優秀な成績で受賞し活躍している。「科学技術立国」、「文化国家」を目指すなら、スポーツに夢中になるだけでは駄目だろう。

 そして、物理や数学オリンピックを是非日本でも開催するようにしてほしい
  
 ちなみに、私の講演は、湯川秀樹生誕100年を記念した「湯川100年祭」に際して、核力を中心にした話「いろいろな力:重力-電気力-核力」とした。力とは何か、どんな力があるか、万有引力や核力はどのようにして発見されたかなどを話した。科学の研究と発見は、一つことを深く追究すると同時に、視野を広めていくつかの現象を関連づける想像力が必要であることを、万有引力と核力の発見を例に取り強調した。
 割合熱心に聞いてくれ、質問も多く出た。
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