科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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政治と金
政治と金
 
  安倍内閣の閣僚や次官などが、政治資金や事務所経費のことで、次々に毎日マスコミで取り上げられている。そして、辞任に追い込まれている。年金問題(事務不正、着服)と共に、よくもまあこれまで政官界は腐敗したものと呆れるばかりだ。

 「政治家の金銭感覚は庶民と全くかけ離れている」と批判的にいわれるが、政治家の中でも、特に自民党がひどいのである。こうなった理由は、少々悪いことがばれても議会で過半数を取り続け長く政権にありついてこれたので、何をしても大丈夫という雰囲気ができたからであろう。長年の政・官・財の癒着、それに群がる団体との馴れ合いによって、砂糖に集るアリと同様に甘い汁を吸い続けてきたわけだ。 

 厚生省・農水省の例を見ても、少数政治家の体質ではなく、組織的であり、構造的にそうなっているとしか思えない。この腐敗体質は農水省だけでなく、程度の差はあれあらゆる省庁に浸透しているだだう。
 こうなったのは、半永久的に自民党が政権の座についているのが最大の理由であると思う。


  今度の参議院選挙で、自民・公明の与党が大敗し、野党が過半数になったことで、一躍議会が面白くなった。これで野党がその気になれば腐敗構造が暴かれるようになったと思う。これまでのように、木で鼻を括ったような政府の議会答弁では済まなくなった。これは全く野党ばかりでなく国民を馬鹿にした態度である。都合の悪いことは「知らぬ存ぜぬ」でにげ、国民はツンボサジキニ置かれてきた。やっとそのやり方は通らない議会になるだろう。

 民主党にも、スネに傷を持つ者もいるだろうから、追求に限界はあるだろうが、野党の活躍に期待したい。この際、溜まった膿を徹底的に絞り出してほしい。

 一党の長期政権は必ず腐敗し、国民をないがしろにするようになることは、古今東西を問わず共通している。とにかく政権を交代させることが民主主義的議会政治運営の最低必要条件である。そうでなければ独裁政治と同じである。どんなに野党が頼りなくとも、政権交代をしなければ、必ず政治は腐敗し、国は乱れて衰退する。  
 参議院の与野党逆転で、そのことが身をもって分かった人は多いだろう。

 長期自民党政権で、政・官・財は水も漏らさぬ癒着構造ができて、やりたい放題であった。知られては都合の悪い情報は漏れてこない体制ができているので、国民はなにも知らされず、コケににされて悔しい思いをしてきた。ここまで馬鹿にされてもまだ自民党政権を続けさせるなら、最早何をかいわんやである。  
  
 次の衆議院選挙で、与党を過半数割れにしなければ、日本には真の議会制民主主義は根付かず、救いはないであろう。未来に禍根を残す。そんな思いでいる今日この頃である。
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