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「言論の自由」が危ない
「言論の自由」が危ない


 映画「靖国」が右翼の圧力でやむなく、あるいは自主規制で、上映を取りやめた映画館が次々にでた。その前には、日教組の研究集会の会場となっていた有名なホテルが土壇場で会場使用を拒否した。これも毎年のように右翼の街宣車による妨害を恐れたためである。日教組の提訴で、ホテル側に会場を認めよとの判決が出たにもかかわらず、裁判の結果を無視してそのホテルは使用拒否を貫いた。
 研究集会や映画の上映を妨害する者を警察は排除し、市民の正当な権利をまもるべきである。しかし、警察は左翼の取り締まりには厳しいが、右翼の行動はいつも甘かったり、見て見ぬふりをしてきた。
 いまこの状態を押し返さないと、戦前の日本の世相と同じようにものがいえなくある。そうなってからでは遅い、まだものが言えるうちに押し返しておかないととんだことになる。状況はだんだんひどくなってきて、今はまさにその分かれ目にあるような危機感を覚える。他人ごとではなく、何時かは自分の身に罹ってくることに気づくべきだ。

 日本は法治国家、民主国家といわれてきたが、裁判所の判決すら右翼の力によって脇に押しやられてしまうところまできた。映画「靖国」は幸いにも大阪の1つの映画館は予定通り上映をすることになった。また、その後全国的な運動によって、いくつかの映画館で全国的に上映されるようになったと新聞に報道された。この活動を支えて、言論の自由を護る声を上げねばならないと思っている。
 心ある政治家、ジャーナリズムはもっと声を大にして訴えるべきだ。そして良心的研究者も!

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