科学・技術と自然環境について、教育を考える。
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やっと政権は交代したが・・
  やっと政権は交代したが・・


 今度の総選挙でやっと政権交代が実現した。長かった自公政権、特に自民党への国民の怒りが爆発した。これで、無策、腐敗、政官財の癒着、隠蔽体質の自民党政権が崩壊して、少しは風通しのよい政治が始まるだろう。民主党政権は、長年溜まった澱、腐敗の膿を全て白日のもとに曝して欲しい。そして、国民に軸足を置いた政治を希望する。

 それにしても、民主党の308議席は、先の小泉郵政選挙の振り子が逆に触れたようなもので、国民の憤懣が爆発したとはいえ、ムードに流される危険性を感ずる人は多いであろう。

 自民党政権に飽きた国民は、前々回の選挙のとき、小泉氏の「自民党をぶっ壊す」という言葉に引かれて、世論は絶対的高支持率を示した。このあとの小泉批判を許さない熱狂的ファンとムードを、小泉政権の体質を見抜いた人たちは苦々しく思っていた。

 次の「小泉郵政選挙」のときは郵政民営化のマイナス面に気づかず、歯止めなき無差別の民営化政策の危険性を見ずに、自公に2/3絶対多数を与えた。このときも、小泉首相のキャッチフレーズに騙され、刺客候補などという目くらまし戦術に引っ掛かった。これにはマスコミの責任と罪は非常に
大きい。
 せめてこの時の選挙で、小泉構造改革の危険性に国民が気づいていたら、これ程格差のひどい社会にならず、地獄を見る人たちがこれ程増大しなかったろう。そして、2/3絶対多数の自公政権でなければ、議会解散をだらだら引き延ばすこともなく、政権交代は早く起こっていたろう。

 今度の選挙では、反自公の反動で民主党の圧勝であったが、これも行き過ぎと思う。もっと少数健全野党も延ばすべきであった。2大政党では少数弱者の声を聞き逃し、汲み上げられない。今の日本の2大政党性は欺瞞的であるように思う。適時の政権交代はよいが、民主主義が正しく機能するためにはご意見番的な中間政党がやはり必要である。

 現代は価値観の多様化社会といわれるが、小選挙区制はこれに逆行する制度であろう。小選挙区制は2大政党制に都合がよいが、真っ当な少数批判者の声は切り捨てられがちでる。
 まして、比例区定数を大幅削減するという民主党の主張は絶対認めるべきではない。小選挙区制は「無か全かアールオアナッシング」2者択一の○x式である。クイズの2択問題ではない、大事な選挙では多様な考えが反映される中選挙区制度にもどすべきである。

 ○x式教育の弊害はもう試験済みであるのに、国の根幹を決める総選挙制度が2者択一式では困る。 ○x式教育によって現象的・即物的判断に慣らされ、さらに興味本位の断片的・表面的情報に満ちた今の情報化社会の流れを助長するものであろう。
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